今朝の朝刊に「ガザ 6週間の停戦合意」との見出しが出ました。
これからも停戦への協議は続く様ですが・・・。

昨年、TSUTAYAで手に取って買った本があります。

『中学生から知りたい パレスチナのこと』
中学生っていうのがいいでしょう?
これなら難しいことのわからない私にも理解できるのでは?と思って。



『中学生から知りたい パレスチナのこと』_b0367284_16152109.jpg



著者は現代アラブ文学、パレスチナ問題が専門の岡真理さん、ポーランド史が専門の小山哲さん、ドイツ史が専門の藤原辰史さんの3人の学者。

本では、この戦争の大元にはヨーロッパの植民地主義があると言います。
そして第二次大戦では日本もこれに加わっていましたよね。

人間なら誰しも加害者になりうる。

精神世界を学んだ人には、単に戦争反対というだけではない理解もあると思います。
外の世界にある事は、自分の中にもある事です。



著者の一人小山哲さんは<おわりに>でこう書いています。

本書のタイトルにある「中学生」については、私は、「現在、または、近い過去あるいは遠い過去に、日本語の本を読むための基礎的な教育を受けたことのあるすべての人」という意味だろうと、自分なりに定義しています。この本がみなさんの歴史と現代の捉え方を考え直すきっかけとなれば幸いです。




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# by chinagii | 2025-01-17 17:01 | | Comments(0)

鏡開き

昨日1月11日は鏡開きでした。
ご存知のように鏡開きとは、正月にお供えした鏡餅を下げ、神仏への感謝と共に無病息災を祈っていただく行事です。

鏡餅を切るのは縁起がよろしくないという事から、槌などで叩いて割り食べやすい大きさにします。
その叩いて割る行為を「開く」という言葉で表現したとか。
Wikiによると「鏡は円満、開くは末広がりを意味する」とありました。



鏡開き_b0367284_10081389.jpg
(鏡餅の写真を撮り忘れたので、助六の小玩具を)



そう言えば祖父母は鏡開きと言わず、『蔵開き』と言っていましたっけ。
これは新年に初めて蔵を開く行事で、お供えした餅を下げていただく事は同じです。

世の中はいつの間にか鏡餅がパック入りの工業製品の時代になり、我が家も母がそれに倣っていましたが、今年は私の意見が通り、昔ながらの鏡餅に戻りました。



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(これは4年前のパック入り鏡餅の写真)





やはりこの方が情緒があります。
しかしパック入りでないお餅は十日もすればカビも生えてくるので、検分して
ほんのちょっと生え始めたカビをこそげ落としてから水餅にしました。
水餅も祖母がやっていたのを真似たのですが、餅のひびやカビを防ぐ為、水につけて保存する方法です。
毎日水を変える手間はありますが、空気に触れていないのでしばらくカビは生えません。
昔の人の知恵ですね〜。


鏡開き_b0367284_09553825.jpg


水餅を水切りしてから軽く焼き、煮ておいた小豆でお汁粉にしていただきました。
みなさまも無病息災であります様に。




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# by chinagii | 2025-01-12 11:09 | 毎日 | Comments(0)

新年のご挨拶

2025年となりました。
新年明けましておめでとうございます。



新年のご挨拶_b0367284_10453273.jpg




blog更新が疎となっておりました。
12月半ばに体調を崩してからなかなか気力体力が戻って来ず、
どうも介護疲れが溜まっている様です。

何とか年を越し、息子一家と家族が集う新年を迎える事ができましたが
色々見直しをせねばならないと感じ、少しずつ着手しつつあります。


新年のご挨拶_b0367284_10431393.jpg
(クリスマスリースをお正月仕様に)



今年は乙巳(きのとみ)の年。
諸説ある様ですが、乙は成長や広がり・調和や順応性を表し、巳年は生命力・忍耐強さ・知恵などを象徴するそうです。
総じて新しい挑戦や転換する事などがテーマの年になるとか。
私は、日記を見ながら一年の振り返りをするのが毎年の恒例なのですが、
思い返せば、昨年後半からそんな伏線を、それとなく実感していたかもしれない日々でした。

乙巳という言葉の表す通り、
新しい事への挑戦や新たな方向への転換をすることにより、
2025年が皆様にとって充実した発展の年となります様心よりお祈りし、
新年のご挨拶とさせていただきたいと思います。





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# by chinagii | 2025-01-03 11:09 | 毎日 | Comments(0)

2025年初夢会のこと

今年の、12月とは思えぬ暖かさは、寒がりの私にとってははずいぶん有難いことで、
まだ足先の冷えを辛いと感じる事はあまりなく、ぼちぼち大掃除を始めています。

前回書きましたが、親しい人のいくつかの訃報に接するした事や、タスクに追われていた事から
追い詰められた様な気分になってしまって。
思い切って外出し、好きな洋服のお店に行ってあれこれ眺め、お茶を楽しむ時間を作ったら
俄然活力が戻って来ました。


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また週末はなかなか治らない母の皮膚炎を、いつものかかりつけ医ではなく専門医に診てもらう事にしたのですが、
急遽部分切除することになって。
切除した部分が皮膚癌でないかを検査してもらう事にもなりました。
母は時々「早くお迎えが来ないかしら」などと言うのに、皮膚癌という言葉に妙にナーバスになっていて
「死」と「病気」はまた別物なのだなぁと思いました。



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その後、先延ばししていた車の修理に。
ETCが作動しなくなったのとアクセルペダルが外れてしまっていたのですが、
車屋さんに連絡すると、まるで子育て中の強い母親のように、
「人生色々あるんだから、そんな事くらいでいちいち騒がないのよ」みたいに
「旧車あるあるです。運転して来てください。」との返し。
ちょっと驚きましたが、人によっては、わざわざペダルを外して乗る人もいるとのことで、
本当に世の中は様々と、自分のいる世界、常識の狭さを感じました。

夫運転でしたが万が一に備えて私も同乗し、環八を走り東名にちょこっと乗って行ってまいりました。

アクセルペダルなしでも、意外とちゃんと運転出来るもので。
勉強になりました。



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さて、2025年初夢会のお知らせです。

今年は数秘術を使ったワークをプラスした初夢会にしようと思っています。
場所は自邸、西武池袋線の石神井公園が最寄駅です。
参加の方には後日詳細ご連絡いたします。
分析より感情や日々のあれこれ思うことなどを話したり、新しい年への抱負や希望を分かち合ったり。
家ですので私を含めて2、3人でリラックスした茶話会にできたらと思います。

・日時:2025年2月2日(日)13時半〜15時半位
・参加費:5,000円
・冬至あたりからの気になる夢を紙に書いてお持ちください。
・クレヨン・画用紙はこちらでご用意します。
・ティーブレイク あり。
・お申し込みは「小径と庭」のサイトの<お問い合わせ・ご予約>からお願いします。


数秘術については、また後日書こうと思います。





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# by chinagii | 2024-12-07 13:03 | セッション・ワーク | Comments(0)

義母だった人の死

師走を迎えました。
この所、親しい人の訃報が続いています。
(少し前から著名人で亡くなる方も多いですね。)
中でも別れた前夫の母の死は、なんとも言い難いものでした。



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今はもうお付き合いも無くなっていましたが、訃報は息子から伝え聞きました。
息子は初孫で、特別可愛がって貰っており、幼い頃は季節ごとに田舎に遊びに行き、
広い田んぼの畦で遊び、山や川や温泉にも連れて行ってもらいました。
朴訥な義父と飾らず陽気な義母は、尋ねると無条件に歓迎し、もてなしてくれました。
前夫とは色々ありましたが、義母との関係は良好でした。
最初、かなり頻繁に電話が来る事と、送ってくれる荷物の量には驚きましたが、
嫌な思い出は思い浮かびません。
「あんた、いいがね。」「ふんと〜。(本当)」「楽々とすればいい。」
等と言う言葉と眼鏡の奥のやや垂れた愛嬌のある目が、会わなくなって数十年経っても思い浮かびます。



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息子は通夜と告別式には出られないけれど、行ってお別れをして来たいと言いました。
一応私にも気を遣っている様です。
勿論彼の気持ちを尊重して賛成し、私もお香典を託す事にしました。

この義母だった人の死で、これ迄の人生をまた少し振り返り、本当に思えば色々あって、幾山坂超えて来たなぁと思った事でした。
色々あって、色々な思いをして。
きっと義母もそうだったのだろうなぁと。


帰京した息子は、前夫と義父が一緒に作ったというお米を我が家にもとことづかって来ました。
ステイタスありきに見えた前夫は、地位などの喪失の体験を経て、
東京と田舎を行き来し乍ら94歳の義父の米農家を手伝っている様です。
それを聞いて、彼は有形のものは失ったかもしれないけれど
きっと無形のものを手に入れたのではないか、と思い、彼に対する気持ちが穏やかになった事でした。




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# by chinagii | 2024-12-03 13:57 | ふれあい | Comments(0)

chinagi        夢と象徴・美しいと感じる事物・日常の些細な愉しみ・サボり Instagam↓はゆる〜く 


by chinagiii
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