今朝の朝刊に「ガザ 6週間の停戦合意」との見出しが出ました。
これからも停戦への協議は続く様ですが・・・。
『中学生から知りたい パレスチナのこと』
中学生っていうのがいいでしょう?
これなら難しいことのわからない私にも理解できるのでは?と思って。
著者は現代アラブ文学、パレスチナ問題が専門の岡真理さん、ポーランド史が専門の小山哲さん、ドイツ史が専門の藤原辰史さんの3人の学者。
本では、この戦争の大元にはヨーロッパの植民地主義があると言います。
そして第二次大戦では日本もこれに加わっていましたよね。
人間なら誰しも加害者になりうる。
精神世界を学んだ人には、単に戦争反対というだけではない理解もあると思います。
外の世界にある事は、自分の中にもある事です。
著者の一人小山哲さんは<おわりに>でこう書いています。
本書のタイトルにある「中学生」については、私は、「現在、または、近い過去あるいは遠い過去に、日本語の本を読むための基礎的な教育を受けたことのあるすべての人」という意味だろうと、自分なりに定義しています。この本がみなさんの歴史と現代の捉え方を考え直すきっかけとなれば幸いです。
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by chinagii
| 2025-01-17 17:01
| 本
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