The Artist's Way
2016年 07月 07日
ようやくジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことを、やりなさい』の
モーニング・ページとアーティスト・デートについて書く事ができるようになりました。
あんまり身体が頑強な方ではないので、ゆっくり、です。
自分を大切にして来なかったため、自分の感情や好きな事がわからない、という私のような方にはおすすめです。
まず、この本の基本課題の一つ目のモーニング・ページ。
本文には「モーニング・ページとはなんだろう?ひと事で言うなら、3ページほどの手書きの文章であり、意識の流れをありのままに綴ったものだ。」とあります。
さらに「もっとくだけた言い方をするなら、それは<脳の排水>と呼んでもいいかもしれない。脳の中を掃除する事が目的だからである。」と。
他人に見せる為でなく、心に浮かぶものをそのまま書くのです。
卑劣な事、愚かな事、奇妙な事、何でもOK。
私達の内側でささやく創造性を阻んでいる完璧主義の検閲官が、
(夢療法でも、この潜在意識のトラウマから来る検閲官が、夢のメッセージを邪魔するのですが)
何やかやと否定的な事を言ってきますが、それを放っておいて、ただ手を動かすのです。
これは左脳の働きから自由になり、アーティスト脳の領域に行く為のツール。
瞑想と同じような位置づけでしょうか。
毎朝20〜30分、ストレス解消にもなるように感じます。
このノートは、もう4冊目です。
最初は半信半疑で始めたので、カレンダーの裏紙を綴じた自作の粗末なノートでした。
今は、ちょっとグレードアップ。やはり書きやすいです!
時々面倒臭くてサボリますが、やっぱり書いた方がスッキリするんですよね。
そして二つ目は、アーティスト・デート。
「あなた自身の創造的な心(それを本書では,内部のアーティストと呼ぶ)を育むために特別に確保される、週2時間ほどの時間の固まりである。基本になるのはそのものずばり、デートだ。と言っても連れがいる訳ではない。それは、あなたと内部のアーティスト、すなわち自分の内部にいる創造的な子どもとのデートなのだ。」
「あなたは内なるアーティストを外に連れ出し、話を聞いてやる必要があるのだ。 ー略ー
大型雑貨店へ行く、ビーチへのひとり旅、ひとりで見る古い映画、水族館やアートギャラリーに足を運ぶ・・・どれも時間はかかるがお金はそうかからない。」(「 」内いずれも本文より)
これは楽しそうでしょう?
でも、実際に実行するのは結構大変です。
いかに自分の為だけの、あまり意味もないように感じられる(!?)事に時間を使うことが難しいか。
言い訳はたくさん、1、2度はやれても長く続ける事は難しい。
入場は無料でした。
ステイタスの為に高級ブランドを所有する事にはあまり興味がありませんが、
自分の感性に合う良いものを知って行く事は大切と思っています。
私も以前このデザインに似たものをアーツ&サイエンスで購入し、ルイ・ヴィトン製ではありませんが、愛用しています。
皇居東御苑、庭園を散歩したときの泰山木の花。
良い香りでした。
店主のご夫婦と一緒に記念撮影です。
アンティークは好きで、時々目の保養のために見に出かけます。
子供の頃から、なぜか噴水が好き。
ずっと眺めていても飽きません。
という風に、私もアーティスト・デートを細々と続けております。
時間を作るのはちょっと努力がいりますが、
確かに自分の内なるアーティストの栄養になると感じています。
みなさんも、ぜひ!
アーツ&サイエンスのサイトはこちら
by chinagii
| 2016-07-07 12:15
| セッション・ワーク
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