コムデギャルソン
2016年 11月 08日
師匠のスーパーバイズを受けに、今日も鎌倉詣でに行って参りました。
思いのほか寒い1日でした。
昨日は立冬でしたから、これからますます、どんどん、本格的に寒くなって行くんでしょうね。
ところで、セッションをしていて、クライアントの中に、
困難な人生でも、まっすぐに向き合う純粋さが見えたとき、私は感動します。
人間てスゴい、まだまだ捨てたもんじゃない、と思うのです。
そして我が身を省みます。
そして気づくのです。
いつの間にやら自分は世間の垢にまみれて、自分に嘘をつき、
保身にまわっている臆病な所があるのだ、と。
また、どちらかと言うと、冷酷で機械のような女だった私が、
ずっと動けない、変われないクライアントを見て、
そうだよね、人間て弱いよね、時間がかかるんだよね、とも思うようになりました。
人間の切なさや愚かさを、愛おしく思えるようにもなってきたのです。
クライアントの胸を借り、セッションや自己探求を重ね、
機械にも少しは血が通うようになったのでしょうか。(笑)
さてさて、今日のスーパーバイズ終了後、私のドラゴン柄のパンツ↓に話題が。
(ドラゴンの目がかわいいんです)
どこで探してくるのかとの問いに、コムデギャルソンだと答えたら、
「川久保怜さんは、(過去生で)修道女だったと思う」との師の返し。
これにはやられました。
(ホントのこと言うと、コムデギャルソンが通じなかったらどう説明しようかと思っていた)
師匠76歳、さすがです。
こんな服で師に教えを請いに行く、弟子も弟子ですが。(笑)
私の中に、どこか反抗心やアバンギャルドな要素があって、こういう物を選ぶのだと思うのですが、
思い返してみたら、師の生き様にも、仕事の仕方にも、純粋で型に納まらないという意味での
パンクスピリットが感じられます。
だから私は引き寄せられたのかもしれません。
(こんなこと書いて大丈夫でしょうか。私としては、褒め言葉のつもりなんですが・・・)
もちろん師匠は、審美眼鋭く、深い洞察を備えた、古式ゆかしい小柄な日本女性なのですが。
帰りにちょっと立ち寄った稲村ケ崎の海。
今日は海もパンク気分なのか、波も高く、潮が満ちていて、激しかったです。
ついでに、コムデギャルソンのスカジャンの背中の刺繍。↓
書いてある事もいいでしょう?
ハロウィンの日、お遊びでドラゴンパンツと合わせてみたら、いつもよりちょっと視線を浴びました。
(別に不良の仮装の意図はありません!)
超シンプルなものや、制服みたいな服も大好きで、いつも比較的そんな感じなので、
これもこれで楽しかったですよ!
by chinagii
| 2016-11-08 18:26
| 思うこと
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