今年も馴染みの骨董店のおばさまから、西武百貨店での骨董マーケット開催のハガキが届きました。
土曜日、ちょうど池袋西武に用事もあったので、行って来ました。
平日は閑散としていますが、土曜日ともあって程々のにぎわいです。
店主達もなかなか個性派揃いですが、お客側も負けていません。
思わずカメラを向けたくなりますが、失礼ですから我慢です。
昨年から探しているのが、硯箱です。
若い頃、書を習っていましたが、道具をしまい込んだまま長い年月が経ちました。
そんな時、夢の師がよく筆を使っているのを見て『いいな』と思い、
自分ももっと筆を日常に使ってみようかと考えるようになりました。
若い頃は実用第一で、プラスチックの硯箱でしたが、今使うにはあまりに味気なく思えます。
昔、祖母が使っていた物は、すでに母へと渡っていました。
店やネットでいいものがないか探していたのですが、なかなか思うような物に出会えません。
蒔絵は豪華で大袈裟過ぎる物が多く、塗りの物は絵付けが気に入りません。
しかも、気軽に普段使いができる価格の物でないと、と注文ばかり。
そこで骨董マーケットならあるかも、と思い至りました。
が、昨年は空振り。
今回、ようやく和骨董のお店で出会えました。
豪華過ぎず、簡素過ぎずの螺鈿細工。
絵柄が『和』そのものではなく、どこかオリエンタルな印象なのも気に入りました。
部屋に置いても馴染みが良いです。
硯と水滴もついていて、おそらく一、二度使用しただけでしょう。
10.800円也。(ライバルがいて慌てたので、値段交渉するのを忘れて定価購入)
衝動買いは、ピューターの小皿(コースター?)で、6枚買うからと値段交渉し、
9.000円をオマケしてもらって7.000円に。
さらに件のおばさまの店へ。

このスペースは高価な物が並びます。↑
こちらとは以前、カメオを買って以来のご縁です。
今回はイギリスで買ったというアンティークシルバーのチェーンを、
店主のおばさまがデザインを考えてオーダーしたというイヤリングに一目惚れ。
またまたオマケしてもらって12.000円也。
他の商品はほとんど数十万円以上しますから、安価なお客ですね〜。
しかも金属アレルギーがあると言ったら、後日シリコンのカバーをつけて、自宅に送ってくださるとの事。
いつもとっても親切にしていただいて、本当にありがたいです。
この骨董イベントが終わってからの発送になるそうですので、
楽しみに待つ事にします。
今回は、安価でたくさんの良い出会いがありました。
いつも、どれも一応浄化してからおろすようにしています。
使うのが楽しみです。