『一汁一菜でよいという提案』

土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を読んでいます。
他の本数冊へと寄り道しながらのかけもち読書なので、
7月から読み始めたというのに、ようやく半分来た所です。


そもそもこの本は、自分用に買った物でしたが、
仕事が忙しい息子のお嫁ちゃんにプレゼントしてしまい、
その後再度購入しました。

『一汁一菜でよいという提案』_b0367284_15591301.jpg


身体があまり丈夫でないので、色々な食療法を試して来ました。
マクロビオティックや西式食事法、ローフードやナチュラルハイジーンなどなど。
夢療法を始めてからは、エドガー・ケイシーの薦める食事も参考にしました。
いろいろやってみて思うのは、万人に合うものはないかもしれないということ。
それぞれの生活スタイルや趣味嗜好、国や時代、考え方によって、実践が難しいものもありますし。

結局我が家では、これまで試してみて良かったことと出来る事だけをやっています。
基本は、生野菜たっぷり+簡単な和食といった感じでしょうか。
夫が動物性タンパクも少し食べたがるので、ローテーションで焼き魚かお刺身、鶏肉かラム肉のどれかをひとつ。

息子が家にいる頃はともかく、今はなるべくシンプルに焼くだけ、煮るだけ、蒸すだけで
ほとんど調理しない献立です。
料理しなくなると、やはり腕が落ちます。
もともと凝った料理など出来はしませんが、こんな私でも、
果たして主婦としてこれでいいんだろうかという疑問も浮かばぬわけではなかったのです。

しかし、この本はハレとケという言葉を使って、日々無理をせず、でも手作りする事の大切さを語っています。
ケの家庭料理は特別な物でないし、無理なく簡単に作れるものを自分や家族の為に作れば良いし、
作る時には、自分や相手の事を少しばかりでも思って作るのだから、良い物であるだろうし。(かなりの意訳)

つまり一汁一菜=ごはんとみそ汁と香の物でよい、ということなんですが、
一菜とはご飯のおかずの意味ですが、なくてもよくて、その際はみそ汁の具で調節してね、と。
このみそ汁が、なんでもありで、トマトやきゅうりにすいとん、お肉や卵なんでもOK。
先日、トマトのみそ汁を試しましたが、夫には好評でした。
ちなみに昨日の我が家は休肝日で、おかずがサラダと数種類の香の物と梅干しという粗食でしたので
みそ汁の具を、南瓜と人参にしてウズラの卵を落としてみたら、満足感がありました。
妹から習った、もずくたっぷりのスープをみそ汁に応用してみましたが、これもなかなか。
今、海藻にはまっているので、ひじきや生の青海苔、ふのりなんかもヘビロテです。
みそ汁、なかなか侮れません。
そして粗食万歳!料理下手にも万歳!
手の混んだお料理は、プロにお任せということで。


















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by chinagii | 2017-09-12 17:16 | | Comments(0)

chinagi        夢と象徴・美しいと感じる事物・日常の些細な愉しみ・サボり Instagam↓はゆる〜く 


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