美術館にて
2021年 06月 18日
夫に付き合って東京都現代美術館へ。
オランダ人の芸術家マーク・マンダースの展示です。
最近私は左脳封じと称して、できるだけ情報を入れないようにしているので
今回も下調べなしでGO!
展示に添えてある解説文もほぼ読まないようにしました。
感じたのは静けさでしょうか。
生々しい生の躍動感はなく。
そして時間の止まった感じもします。
瞑想的と言えばそうかもしれません。
なぜか「バランス」と言う言葉も浮かびました。
ちょっと心がざわつくのは、来場者たちの存在。
写真にはあまり写っていませんが。
作品と対照的な生命を持った人々の動きや気配。
美術館で展示を鑑賞すると言うのは、それも含めての前提なのですが。
作品の作り手の意図はそこまで考えてのことなのか不明。
作家にもよるのでしょうけれど。
この日はなかなかのストリートファッションを纏った若者たちが多く見に来ていて、
作品との組み合わせが面白くもあったのですが。
無理な話ですが、美術館に来るたび、誰もいないところで作品を見てみたいと思ってしまいます。
(わがまま)
そうしたら、どんな印象が湧くのか?
もっと作品と自分と純粋に向き合えるような気がするし、
そうしたら違う感覚が得られるのではないかと。
移動は車です。
緊急事態宣言中でなければ、少し周囲を散策してみたかったですが。
でも、美しい清洲橋で大川(隅田川)を渡れて、ちょっとしあわせでした。
by chinagii
| 2021-06-18 16:19
| 思うこと
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