自分の現状を教えてくれる夢
2023年 01月 22日
今日は旧暦の元日です。
あらためまして、新年おめでとうございます。
庭の梅の蕾も膨らみかけています。
立春ももうじきですね。
先日整体に行ったら、先生に、表面はまた硬くて静かだけれど、深いところは動き出す準備をしているような春の身体になって来ているという様なことを言われました。
人間も自然界の一部なんだぁと、我が身を面白く感じたことでした。
さて、今日は夢が伝えてくれるメッセージの中の『自分の現状を教えてくれる夢』について、私の夢を例にとって書こうと思います。
昨夏、私たち夫婦は、長年憧れた車を購入しました。
「長年憧れた」と書いた通り50年以上昔の車で、いわゆる旧車、ヴィンテージ・カーという括りになります。
購入を決めてから、4年を待っての納車でした。
昨年、待ちに待ったその車の納車が近づいて来た時に見た私の夢が以下です。
『黒っぽくて大きな車を夫が運転し、私は助手席に乗っている。
大きな道路への合流地点を走っていて、私は夫に「気をつけて、減速して」と言う。
夫は「そうだね」と聞き入れ、減速する。
再び同じ状況の場面、今度は夫は見知らぬ大柄な外国人になっている。
私は以前よりさらに危険を感じ、減速する様に繰り返し言う。
しかし今度は夫は私の言う事を全く聞かず、「大丈夫だよ」と言って減速しない。
性格も態度も、現実の夫とは違い、横柄で気が大きくなっている印象。とても不安。』
憧れの車の納車が近づくにつれ、私の中に不安が出て来ていたのです。
そう、この車購入をきっかけに、夫がステータス好きな物質主義に傾いて行くではあるまいか、という不安でした。
もしそうなるなら、憧れの車ではあったけれど所有しない方がいいのでは?という思いも頭をよぎったものです。
この夢に出てくる大きな道路は、現代社会に蔓延する物質主義を象徴します。
そこへ減速せずに合流しようとする夫は、私の知らない外国人です。
つまり、自分のよく知る夫ではなく、遠い別人(見知らぬ外国人)。
ハンドルを握っているのは夫ですから、私は自分の意思ではなく夫主導で巻き込まれていくと思っている様です。
この夢を見るまで、私は自分のこの不安を、納車直前のこの期に及んで言語化できずにいました。
しかし、夢を見たお陰で、自分の気持ちを夫に話すことができました。
そして納車が完了して半年後の今、それは全くの杞憂であったことを理解しています。
車を通して得られたのは、自分が本当に好きな古い物を大切に愛し、丁寧に扱う姿勢でした。
それは今の車の性能や燃費の良さ、ステータスといった価値観とは違うものでした。
今、夫を信頼できなかった自分を少し申し訳なく思っています。
こんな風に、夢は自分を映し出す鏡の役を果たしてくれる、という一例でした。
さて、1週間後の28日(土)は『初夢を紐解くワークショップ』です。
おかげさまで28日は満席となりました。 → キャンセルが出て残席1席です。
まだ2月5日(日)の方は、まだお席余裕があります。↓
初夢を紐解くワークショップ
年末から年始にかけて見た夢の中で、ご自分が初夢だと思う夢、または印象深い夢、気になる夢を持ち寄り、アートセラピーを使ってメッセージを受け取るワークショップを開きます。
日 時:2023年1月28日(土) または 2月 5日(日) 13時〜15時半
場 所:garelly room yori.so
杉並区西荻南3-6-2 ことビル3F roomC
参加費:¥5,000
持ち物:夢・クレヨン・気になるニュースなど
*お申し込みは「小径と庭」のお問い合わせ・ご予約フォームからお願い致します。
by chinagii
| 2023-01-22 12:19
| 夢
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