十月末の駄句・雑記
2024年 10月 29日
ようやく秋らしくなって来たもののすっきりと晴れた空があまり続かず、今秋は鰯雲にもご無沙汰です。
今日も時雨がぱらつき、肌寒く感じます。
こんな駄句を作りました。
「秋湿古本の包みほどきたり」
久方ぶりの晴天の日には遅ればせながらの衣更を。
「秋天や仕舞ひ洗ひのシャツ白し」
そして!秋といえば大好きな蕎麦の季節。
蕎麦の俳句も作りたいと思つつも未だ良い句が浮かばず、昨年作ったこの短歌のみ。
「蕎麦前で早々に声高くなり左党三人(みたり)の初老の紳士」
お酒も好きなので、つい蕎麦前の楽しさも詠みたくなってしまいます。
ところで先週末、孫を預かりました。
庭に出たがったので、箒と塵取りで掃除のお手伝いもどきや魔女の宅急便ごっこの後、
花壇の水遣りをしてもらっていたら花の種蒔きをしたいと言います。
道具庫を探したらギリギリ十月まで蒔ける種があったので、二人で種蒔きをしました。
芽は出たとしても今年中に花は咲かないかもしれません。
自分がいない間お水やってね、と念押しされましたが、花が咲かないとちょっとガッカリするだろうな。
さて明後日はハロウィンです。
近くのローズガーデンには可愛いお化けもいました。
秋が深まると思い出すのが、子供の頃よく取って遊んだ数珠玉のこと。
そう言えば、我が家の周りでは見かけなくなりました。
「隠しには去年の草の実秋夕べ」
歳時記を読んでの散歩は、季節の味わいがぐっと深まる感じがします。
母の介護があるので難しいですが、どこかへ秋を感じる短い旅をしてみたくなります。
by chinagii
| 2024-10-29 15:47
| 毎日
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