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『病気が教えてくれる、病気の治し方』という本があります。
あまり身体が頑丈な方でないので、2005年頃に買って気が向いた時に繰り返し読んでいるものですが、
毎回読む度に、その時の自分の理解度に応じて受け取る内容が変わると感じています。


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病気と心の癖や考え方の特徴の関連を説いた本はルイーズ・L・ヘイの『すべてがうまくいく「やすらぎ」の言葉』や、リズ・ブルボーの『自分を愛して!』など数々ありますが、私はこれが一番好き。
ちょっと突き放した書き方は翻訳書のせいもあるのでしょうが、かえって気が楽になります。
前半は病気と治癒を理解する為の考え方、後半は病気の症状と解釈で成り立っています。
特に前半は深く素晴らしいこと満載です。
心と身体は小宇宙と大宇宙であること、病気に原因と結果を見ようとしても意味が無い事、両極性と単一性について、影に追いやったものが症状となることetc.etc.・・・。
初めて読んだ時は、スピリチュアルな世界観への理解が今よりも浅かったせいか、
意味があまりわかっていなかったような気がします。

今回心に響いたのは、二極の片方を排除すれば、それが存在する宇宙をもなくすことになるということ。
私はある部分で完璧主義的な所があって、完璧を求めれば求めるほど、何か大切なもの(例えば寛容さ)を失くして行き、完璧からは遠くなるというパラドックスを感じた事があります。
この二極の価値観の現実世界で生きている以上、人間には限界があって、どちらか片方を選択するしかなくて。
それをわかった上で、逆の存在を否定しないということを心せねばならないのかと。
自分が選択した極を良しとし、反対の極の選択を排除したいのは、人間の陥りやすいところですが、
何が正しくて何が間違っているかは、どこまでも主観でしかありえない・・・。

この本に書かれた最終的に目指す所は、無意識を意識化すること、両極性から単一性への道、自我の死。
つまり結局は心の成長、悟りなのです。
そのために私達はこの世に生まれて来ているのだなと、改めて。
そして、完璧に健康な人間など、標本の中にしか存在し得ないのだとも。
言い換えれば、人間はもともと病気で、不完全な存在。
だからこそ、この世に生まれて来ているのですね。
完璧でない自分を許し、病気(遭遇する色々な出来事も含めて)を抱えつつ意識化させて共に生きる。
ちょっと切ない人間というものの存在と生き方。
表紙に書かれた白い身体を後ろから抱いているのが、きっと影に追いやられた症状なんでしょうね・・・。



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ちょっとわかりづらい写真ですが、庭の山椒に赤い実がついたので、飾ってみました。
こんなささやかな日常のうつくしさやたのしさが、生きる事を応援してくれているような気がします。
私達、結構たいへんなんですよネ。(笑)




by chinagii | 2016-08-29 18:21 | 思うこと | Trackback | Comments(0)

逝く夏満喫週間

前回8月21日のblogに、いつもはないシェアがたくさん入っていてびっくり。
故障でもしたのかと思っていたら、夢の師坂内慶子先生と夫がFacebookでシェアしてくれたそうです。
どうもありがとうございました。お陰様にてたくさんの方に見て頂けました。
Facebookってすごいんですね〜、はぁ〜・・・。

ところでまだ台風ラッシュが続いていますね。
嬉しい事に少しばかり体調も上向いて来たので、
不安定なお天気の隙間の晴れを利用して細かく活動しています。


日曜日は月桂樹の葉を摘んで、干しました。
先週、暑さのせいか、滅多に食べないカレーが無性に食べたくなりました。
外食でカレーを食べるとほぼ胸焼けするので、これは油が原因だろうと思い、
油をごく少量のオリーブ油だけにして、気になる添加物の無いカレー粉を探し、
鶏挽肉とオクラのカレーを作りました。
その時にストックの月桂樹の葉が残り少なくなっていたのに気がついて。
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そして少し日差しが弱まって子供達が帰る午後4時頃を狙って、石神井プールへ。


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この坂を下ると石神井公園です。プールは池の端にあります。
残念ながら、水着姿の写真は素晴らしすぎてお見せ出来ません。
少し空いて来たプールで小一時間、泳ぐというより水浴びです。


今日は、上野の森美術館で最終日だった英国人デザイナーのポール・スミス展に行ってきました。

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混雑していてじっくり見るという感じではありませんでしたので、ざっくり1時間くらいで一巡り。
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展示の中にフリーダ・カーロの写真も。フリーダ・カーロ、結構好きなのです。
生き様が、生身の人間っていう感じがして。個性的なセンスもいいです。

少し前ですが、資生堂ギャラリーのフリーダの遺品を撮った石内都展も見に行きました。

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アーティスト・デート、続けております。












by chinagii | 2016-08-23 23:05 | 毎日 | Trackback | Comments(0)

夫婦

ここ最近の台風ラッシュ&気圧の変化に、自律神経が弱点の私は体調が悪く、全くやる気が出てきません。
特に昨日は雷雨でしたから一日中家でゴロゴロしつつ、いつもは早朝にやっているひまし油湿布
(ひまし油を右半身に湿布してヒーターで温める)をしたりしていました。
気持ちいいんですよ、これが。ついうとうとしてしまいます。
このひまし油湿布は、週3回×3週+1週お休みを繰り返します。
3週間終わると、私は何らかの解毒症状(発熱や下痢、発疹など)が出る事が時々あります。
解毒しなければならないような生活なんでしょうねぇ。(ー_ー)チッチッ

ところで立秋はとっくに過ぎているし、旧盆も終わりましたが、
逝く夏満喫宣言をしているので季節感をもっと!と思い、旬の食材を食べようと思っています。

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鮎はとりあえず和菓子の『若鮎』で。夫と1尾ずついただきました。
右の若鮎は子持ちのようですね。

ところで伴侶に選んだ相手に、自分が「いいな、素敵だな」と感じた部分は、
自分が人生で身に付けて行く課題や目標だと言います。
相手の中にそれを投影して見ているのです。
私のクライアントさん(男性)の中に、奥様に惹かれた理由として
「自分の行動範囲を超えた所に連れて行ってくれそうだった。運を呼び入れてくれそうで、輝くオーラに惹かれた」という方がいます。
この方の人生の目的はこれなんですね。実際そういう人生を歩んでいらっしゃいます。

では、自分はどうなのかと改めて考えさせられることがありました。
きっかけは、セッションを続けても全く変わらない一人のクライアントさんの在り方でした。
やるべき事は明々白々なのに、どうして行動しないのかと焦れている自分がいました。
それはクライアントの自由意志なのに。
以前に見た自分の鷹の夢も繋ぎ合わせて考えました。

人からどう見えるのかわかりませんが、私には我が夫の長所は心が温かいところ、寛大な所、家庭的な所だと映ります。
今回感じたのは、「寛大さ」。
鷹の夢も私に「近視眼的にならず、自分にも他人にも寛大である事」を示してくれていると思いました。

夫にそれを伝えたら、ちょっと嬉しそうでした。
では、夫は私の中に何を見ているのか?
気になったので改めて聞いてみると「子供のようにまっすぐで単純なところ」ですって!!
それかい!それだけかい!と軽くがっかりしながらも笑っちゃいました。
さらに、それって妙齢の婦人(?!)としてどうなんですかねぇ?(笑うしかない)

ともかく8月に結婚14年を迎えました。
これからも精進いたします。

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写真は、海で拾った貝やガラスのかけらと、
友人が結婚祝いにくれたキスしてる黒人のカップルの人形です。








by chinagii | 2016-08-21 13:22 | 思うこと | Trackback | Comments(0)

骨董のカメオ

半年に一度、池袋の西武百貨店で「暮らしの中の骨董マーケット」という一週間ばかりの催事があります。
家から30分ほどで池袋ですから気軽に行けますし、
私の今の身分は、主婦時々セラピストなので時間もたっぷりあります。
と、暢気に構えていたら何かと予定が立て込んで、昨日気がついたら、残りあと1日で終了でした。
昨日は午前中一杯、ガーッと掃除や雑用をこなしていたので、
ちょっと電池切れ気味で億劫な気持ちもあったのですが、思い切って遅い午後に行ってまいりました。

出店者の中で一人だけ仲良くなったおばさまがいて、
いつも一言メッセージを添えたダイレクトメールをくださいます。
数年前、カメオを買ったことが出会いでした。

カメオが欲しいと思ってから現代作家のものも少し調べて見たのですが、
ほとんど私の好みのものには出会えませんでした。
彫ってある像自体の好き嫌いもありますし、
周りの金属の縁飾りも重要です。
石に彫られたストーンカメオは高価ということもありますが、
貝に彫られたシェルカメオが暖かみがあっていいなと思いました。
縁の金属装飾は、あまり繊細なものではなく、どちらかというとがっちりした骨太のものが好み。
(後でそのおばさまからピンチペックというのだと教わりました)

たくさんの店が出店する中、ガラスのケースの中を眺め歩き、
自分の好みのものと買えるお値段のものを探しました。
そこで出会ったのが件のおばさまのカメオでした。

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彫られているのはムサイ。
ミューズと言った方が馴染み深いでしょうか。
これはその中の歌の女神さま、エラトーです。シンボルの竪琴が彫られているのでわかるそうです。
添えて頂いたメモからの受け売りですが。
(前回に引き続き、季節感を出して夏らしい写真とともに撮ってみました)

夏場は着るものが薄いため、ブローチの出番はあまりありませんが、
冬は時々黒のコクーンコートや襟なしジャケットの胸元につけています。
買った時もたまたまそのコートを着ていて、
試しづけをしたらブローチがとても映え、おばさまが大喜びしてくれました。
コートのお陰でお値段も随分オマケしてくれて、私も大喜びでした。

今回は何も買い(買え?)ませんでしたが、半年に一度、
おばさまのお顔を拝見し、ちょっとしたおしゃべりをしながら
美しいものを見せて頂いて、目の保養をするのが楽しみになっています。









by chinagii | 2016-08-16 10:45 | | Trackback | Comments(0)

夏の毎日

家を空けていたら、戻るとそれなりにするべき事が待っているものですね。
公私の雑用、たまった家事、繰り延べていた外へ出る用事等々。
せっかく自然の中でゆったり過ごし、リフレッシュして来たのに、
あっという間に都会の現実の中に引き戻されている自分がいます。

そんな時はこの写真集を、と思い出して今年もひっぱり出して来ました。

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夏の海辺の避暑地(?)の日々を撮った写真集です。
多分30歳前後で購入したもので、当時の洋書店によくあったやり方で
後ろのページに鉛筆書きで¥7,990と値段が書き込まれています。
写真集としてはさして高くもないものかもしれませんが、
あの時の自分には高価だと感じたのを覚えています。
けれど、それでも欲しかったのですね。
大抵毎年ひっぱり出して来ては眺めています。
写真の避暑地の風景や人々が、リラックスしていて楽しそうで、
なのになぜだか見ていてちょっぴり切なくなるのが不思議です。
夏や夏休みがずっと続くわけではないことを知っているからでしょうか。


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気がつけば8月ももう半ばです。
残りの夏を、この嫌になるような暑さも含めて(!)しっかり味わって過ごしたいです。












by chinagii | 2016-08-12 16:56 | 毎日 | Trackback | Comments(0)

水の中の至福


毎年恒例の夏休み、葉山一色海岸に滞在してきました。
家から2時間程度で行ける距離で、滞在先では自炊をしています。
朝起きて、瞑想して、洗濯して、簡単に掃除して、海に出かけます。
やっていることは、日常とあまり変わらないのですが、
海があるという環境が私にとっては非日常です。

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私は55歳になりましたが、今でも海水浴が好きです。
同世代で、今でも自分の為に海水浴に行く知人は一人しかいません。
こんなに楽しいのに!と私は思うのですが、皆さんそうでもないみたい。
億劫になる気持ちは、ちょっとわかる気もします。
日焼けが気になるというのもあるんでしょうね。
私は、自分なりに厳選したノンケミカルの日焼け止めや、着るもので一応ガードしています。

子供の時、水に入っている時は自由さと開放感を感じました。
感じやすくて臆病、緊張しやすく、自分の居場所がないように感じる、ちょっと難しい子供でした。
自分をいけない存在だと、無意識に思い込んでいたのもあると思います。
一方、数少ない自分の好きな事、やりたい事に夢中になると、没頭して周りが見えなくなるような
バランスの悪さも持っており、いつも叱られてばかり。
これがさらに、自己肯定感から私を遠くさせていたと思います。
この生きづらさが、私をセラピストに導いたとも言えるのですが。

夏休みの海水浴や湖水遊び。(プールも可)
水の中にいる時は、空や雲やその場所の陸地の景色を眺め、自然や水の感触を感じて。
今でも浮き輪に掴まって、漂っているのが好きです。
岩場での磯遊びも好きです。
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       どなたか知りませんが、一人でいらしていた、落ち着いた、いい雰囲気の男性。


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やはり、どうしても少しは日に焼けますね。
でも、美白より子供のような喜びの方を優先です。

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              ダブル・レインボウ

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              夕焼けの葉山マリーナからの富士山
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          初めての逗子マリーナ。AIRSTEAMって書いてあるけど何の車?
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今回の浜辺からのお土産は、貝殻と海藻、波で角がまぁるく削れたガラスです。



暑い毎日です。
みなさん、ご自愛ください。











by chinagii | 2016-08-06 11:29 | | Trackback | Comments(0)