夏越の祓

旧暦では、6月と12月の末に祓(はらえ)が行われていたとか。
6月末の大祓を『夏越しの祓』と言います。
古くはどんな祓をしていたのか詳しく知りませんが、今でも受け継がれているのは、
神社に行くと設置されている茅(ちがや)の大きな輪をくぐって清めるものや、
形代(人の形に切った白い紙)で身体をなぞって清めるものなどがあります。
『茅の輪(ちのわ)くぐり』は生憎タイミングが合わず出来ませんでしたが、
型代は、神社より送られてくる事もあって、忙しさに紛れて忘れるという事も無く(笑)ずっと続けています。
こういった儀式的なものは、季節を感じるひとつの行事としても楽しむ事ができますが、
今回の私の夏越しの祓は強力でした。
家具を新調した為に片付けをした事を始まりに、母に物置の整理を頼まれて不要品が出たため、古道具屋さんを呼ぶことになり、「では、ついでに」とあちこち大掃除をしました。
さらに日頃のひまし油湿布(エドガー・ケイシーの健康法の一つで、ひまし油を浸したフランネルで右半身を湿布し、暖める)の成果か、高熱を出して丸2日絶食状態になり、身体の浄化もしていただきました!!
ちょっと食が乱れているなぁと感じてもいたので良いリセットになり、疲れやすかった身体も見事に回復しました。

夏越の祓_b0367284_11592130.jpg
        話題の金魚の美術作家 深堀隆介さんの作品(池袋西武にて)

というわけで、blog更新が滞っておりました。
病み上がりなので、いきなり飛ばさずに行く事にし、アーティスト・デートとモーニング・ページについては、また次に書こうと思っています。




# by chinagii | 2016-07-01 12:11 | 毎日 | Comments(0)

夏至

『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』のアーティスト・デートとモーニング・ページについて書こうと思いましたが、ちょうど一昨日夏至を迎えたので、その前に小休止。

一昨日の21日火曜日は夏至でした。
16年前、吉祥寺に店を開いたのが6月20日でしたので、何となく個人的に思い入れがある日かもしれません。
夏至と言っても、日本は梅雨ですからあんまり明るい印象がないのですが、一昨日は、午後から急に勢い良くお日様が顔を出しました。
折角のお天気に、夕方から石神井公園と三宝寺池に散歩に出かけます。
家からは、歩いて20〜30分で石神井公園。

夏至_b0367284_10494942.jpg

葉っぱの半分が白いのは、半夏生(はんげしょう)でしょうか。
半分白くなるから半化粧の意味もあると聞いたことがあります。
面白い、まさに言い得て妙ですね。

昼過ぎ迄雨だったせい?ひんやりと気持ちがいい夏至の宵です。

夏至_b0367284_10500351.jpg
小川が好きなのです。つい立ち止まって見入ってしまいます。

夏至_b0367284_10500752.jpg

ほとんど人がいないのは平日のせいでしょうか?




夏至_b0367284_10501338.jpg

とても東京の23区とは思えない景色です。(一番田舎っぽいNRM区とは言え)
ちょっと小旅行気分になりました。

池の周りのランニンング・コースに、仕事を終えたランナー達が現れ始めた6時過ぎ、
たくさん歩いてそろそろお腹も減りました。
「今日は夏至、外食としますか」と嬉しそうな夫。
2年ほど前に新しく出来た、池にほど近い蕎麦屋『こねり庵』に初めて行きました。
蕎麦好きなので、色々なお蕎麦屋さんによく行く方です。
ここは謙虚に静かにある感じの店。
お蕎麦も好きな味です。
夫曰く「どうだ!って言う蕎麦じゃなくて旨いところがいい。」
うん、まさにそんな感じ。
まだお若そうなご亭主の、ひととなりそのまんまのようでした。

夏至_b0367284_10501800.jpg
ちょっとお酒もいただき、満月の次の月も明るくて。
いい気分で来た道をゆっくり帰りました。

『こねり庵』のサイトは こちら






# by chinagii | 2016-06-23 11:32 | 毎日 | Comments(0)
夢の師、坂内慶子によれば、夢は超意識からのメッセージだと言います。
顕在意識は普段私達が意識出来ている領域、その奥にあるのが意識出来ていない潜在意識で、
ここにトラウマが位置します。
心の傷は辛く、思い出したくないものなので、潜在意識へと押し込まれていくのです。
超意識は、さらにそれより深い領域で、私達の魂の目的を把握している、言わば神の宿る場所と言えます。
真我、キリストコンシャスネスなど、表現の仕方は色々ですが。
その領域から、各々にとっての大切な導きのメッセージを『夢』という形をとって、私達が意識出来る顕在意識へと伝えようとするのですが、トラウマが嫌いで怖れを抱えた厳しい検閲官の潜在意識は、それをブロックしようとします。
その検閲をくぐり抜けるために、暗号化された秘密文書が夢なのです。
その暗号文で書かれた秘密文書を読み解くのが、夢のセッションという訳です。

そこで、こちらをお読みください。

こちらのblogの中に「自分の特定分野の才能に関しては、夢は教えてくれない、なぜならそれを見つける事が自己探求だから」という意味の事が書かれています。
私は自分の感情を感じることが得手ではありません。自分のニーズを後回しにして来たので、
自分の感情がわからないことがあるのです。
不思議に思われるかもしれませんが、自覚が無いだけで、こういう方は意外に多いようです。
感情は、自己探求のために大切な一つの目安になります。

自分の感情がわからなくては、
自己探求しようにも、どうしていいのかわからない。

そこで参考にしたのがこの本です。

『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』_b0367284_17361077.jpg

『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』 ジュリア・キャメロン 著 / 菅靖彦 訳

この本は、主に作者の体験と埋もれた自分の創造性を発掘するための課題が書かれています。
私はちょっと横着者なので、飛ばしてしまった課題もあるのですが、それでも向き合って行くことにより、
自分が何が好きなのかが見えてくるようになりました。
このblogを読んでおられる方に伝わっているかどうか全くわかりませんが、(笑)
私は文章を書く事が好きだとわかりました。
それから美を暮らし(インテリアや、身につけるものなど)に取り入れる事も好きです。
食べるものに関しては、美を取り入れるとは言えないかもしれませんが、健康と省力化(笑)の両立する食事ということで、毎日山盛りのサラダを食べる事と熱した油を使わない、できるだけシンプルな調理を心がけています。

さて『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』にアーティスト・デートとモーニング・ページという基本課題があります。
この課題について、次回続きを書こうと思っています。


# by chinagii | 2016-06-20 19:07 | Comments(0)

室内のことなど

家事室兼貯蔵室として使っている部屋に、引出し付きの家具がありました。
表に出ている場所ではないので、実用的で比較的安価なものをと思い、IKEAなどに行って探しましたが、
しっくり来るものが無く、結局某通販カタログで購入しました。
ところが、届いてみたらカタログで見た印象と全く違い、がっかり。
しかも2度も商品間違えが続いて気力が萎え、値段も考えて、まぁ仕方ないかと妥協して数年使っていたのですが、どうにもずっと気分が落ち着きません。
目に入る度に悲しい気持ちになるのです。
値段が安くても、自分が納得したものなら全く問題ないのですが、納得していないので気持ちが引っかかるのです。
いつか変えたい、でももったいないという葛藤があり、ずっと先延ばしにしていたのですが、
素敵な友人宅を訪ねたのがきっかけとなり、先月思い立って、家具店がたくさんある目黒通りに行ってみました。
なかなかサイズや値段、形、デザインなどが合うものが無く、諦めつつ入った最後の家具店。
展示品でディスカウントされた和家具調のものを発見しました。
嬉しいことにサイズもぴったり!デザインも気に入りました。
しばし考えて、購入を決定。

それがようやく今朝、納品になりました。

室内のことなど_b0367284_15531399.jpg


これです。金具も作りも和家具調です。展示品のため、天板に少々の傷みがありますが、私達にとっては許容範囲です。
右隣にある祖父から譲り受けた古い黒い金庫とも相性が良くて。
(実はこの金庫、ダイヤルが壊れていて、ただの物入れとしてしか使えません!)

今日のようにお天気がスッキリしない日は、今ひとつやる気が出ない私ですが、
この家具が来たお陰で、不要品を処分したり、物入れを入れ替えて掃除したりと整理整頓ができ、家事室がすっきり片付きました。
かなり嬉しいです。

そして元々使っていた家具はといえば・・・結局処分はせず、です。
2つ1組で天板を渡して使っていたので、ひとつは夫の仕事部屋の作業台の下の引出しに、
もうひとつは洗面所に居場所を見つけました。
ばらして使うと、あんなにしっくり来なかった家具もなかなかよく見えるから不思議です。
適材適所ということでしょうか。
天板を乗せていたため、滑り止めテープの跡がなかなか取れず四苦八苦していたら、夫がデザインで使うラバークリーナーとヤスリで目立たないように仕上げてくれました。

室内のことなど_b0367284_15532418.jpg
                    ↑只今作業中


天気は曇天、時々雨模様ですが、せっせと片付けや模様替えに励み、気持ちはすっきりです。
インテリアをあれこれすることが、結構好きなんですね。




# by chinagii | 2016-06-16 16:37 | 毎日 | Comments(0)

ここは・・・


ロンドンに行って来ました。


ここは・・・_b0367284_11153230.jpg

シャーロック・ホームズ気分で写真を撮ってみたのですが、いかがですか。

なんちゃって。

ホントは駒場公園内の旧前田家本邸・洋館です。
金曜日の午後、またまた夫の誘いに乗っかって、駒場の日本近代文学館へ行くことに。
その後に寄ったのが旧前田家本邸です。
前日の夕刊で見つけた紹介記事がきっかけです。

近代文学の展示も勿論興味があるのですが、夫の第一目的は館内に併設された店
”coffee&beer  BUNDAN” です。(私も)

とはいえ、展示コーナーもちゃんと見学。
只今マイブームの短歌コーナーは特に楽しかったです。
ますます短歌の自由さと人間の感情の豊かさを感じました。
もっと感情を大切にして味わわなくては!!
夢の講座でも、このことは度々言われます。
人間が人間らしく生きる上で、感情は思っている以上に大切なものなんですね。
抑圧したり、スルーしたりしていると、身体に出たりします。
って自分のことですよ!(苦笑)

そして、待望のBUNDANへ。

ここは・・・_b0367284_14305459.jpg
まるで作家の書斎のような店内。
きれいではない、ほの暗く混沌とした文化の匂いがする、なぜか居心地よい空間です。

ここは・・・_b0367284_14373944.jpg
こちらは入口付近の売店コーナー。
文学に関する面白いグッズが買えます。

ここは・・・_b0367284_14351491.jpg
新聞効果で混んでいましたが、平日昼間のためか、年配の方ばかりです。


ここは・・・_b0367284_14303578.jpg

メニューがまたいい。
昔、ロートレックの料理本の紹介を見たことがありましたが、料理につける名前のセンスが
ちょっと似てるかも?!



ここは・・・_b0367284_14445364.jpg

コーヒーは、寺山、鴎外、芥川などと作家の名前がつけられています。

入った時間が遅かった上、3時50分ラストオーダーなので、ちょっとせわしない滞在になりましたが、素敵な非日常空間を楽しんで来ました。

このあと、急ぎ足で旧前田家本邸を見終えたら、もう閉園時間です。
係の方に追い立てられるように駒場公園を後にしました。

翌日、鎌倉を訪ね、師匠 坂内慶子のスーパーバイズを受けた後、この話題を雑談で。
師匠は国文科卒ですから、話が弾み、ほんの一時ですが楽しい時間を過ごせました。
次は鎌倉文学館にもチャレンジしようかと思いました。


日本近代文学館のサイトはこちら
BUNDANのサイトはこちら





# by chinagii | 2016-06-12 15:22 | 外出 | Comments(0)

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